フィリピン航空(PAL)は28日、比証券取引所に対し2024年決算報告を行い、純益が70億200万ペソと23年の168億1000万ペソから58%減少したことを明らかにした。昨年の総収入が1780億ペソと前年比1%減少したことに加え、運営経費が拡大したために収益が悪化した。同社は昨年1年間に11万867便を運航し年間運航数としては前年比5%増加、乗客数も1560万人と23年比で6%増加したものの、乗客関連収入が1549億5000万ペソと前年実績比3%減少した。逆に昨年の営業経費は1615億9000万ペソと同3%増加している。一方、貨物事業収入は91億6000万ペソと同15.3%増加した。(29日・インクワイアラ―)
フィリピン航空 24年純益58%減
2025/3/31
経済