有数実業家マニー・ビリヤール氏が所有する住宅・墓地開発持株会社ゴールデンMVホールディングスは3月31日、比証券取引所に対し、2024年度決算報告を行い、同社の所有資産に関する公正評価額が急上昇したため、純益が9997億2000万ペソと1兆ペソ近くまで拡大したことを明らかにした。23年度の純益は14億6000万ペソだった。同社の24年純益額は、国内企業としてこれまでの最高記録だったSMインベストメンツが発表した昨年度純益額826億ペソを10倍超上回り、過去最高益となった。また、ゴールデンMVの総資産額も24年末時点で1兆3700億ペソとなり、23年末の286億4000万ペソから大幅に拡大した。しかし、本業の不動産物件売上が低迷したことから、同社の昨年の総収入は35億8000万ペソで前年比25%減少している。(3月31日・インクワイアラ―)
ゴールデンMV 資産評価額急上昇
2025/4/2
経済