外資系投資会社大手メトロパシフィック・インベストメンツの農業部門メトロパシフィック・アグロ・ベンチャーズは25日、ブラカン州サンラファエル町で大規模野菜栽培施設メトロパシフィック・フレッシュファームズ(MPFF)の操業を開始した。第1期事業では3.5ヘクタールの用地に複数の温室を建設する。収量は毎月6万個のレタスなどで、1年間に144トンの葉野菜が生産可能だという。MPFFは、イスラエル企業のLRグループが開発した世界最先端の温室栽培技術を採用。葉野菜の栽培向けに、1%程度の緩やかな傾斜を持つ平面上に培養液を薄く少量ずつ流下させる水耕栽培の一種である薄膜水耕(NFT)を採用している。当面は収穫した葉野菜などは「モア・ベジーズ・プリーズ」ブランドで首都圏を中心に販売する。(26日・マニラタイムズ)
投資会社の農業部門 25日から野菜栽培へ
2025/3/27
経済
