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　スウェーデン発祥の雑貨・家具調度品大手イケアのフィリピン販売子会社Ｉｋａｎｏリテールは、2023年度（23年９月１日～24年８月31日）の売上が１億4100万ユーロ（約229億9710万円）と前年比２％減だったと発表した。23年度は世界的に厳しい決算だったとした上で、比では特にインフレ上昇と生活費の高騰のインパクトが大きかったと分析している。売上を再び拡大させるため、同社は今年度に入ってから寝具や調理関係を中心に2000点を超える商品の価格や通販配達費用を引き下げている。（11日・スター）