17日に燃油価格引下げ 2週連続で元売り各社
[ 384字|2024.9.18|経済 (economy)|econoTREND ]
石油元売り大手の比シェル、ペトロン、シーオイル、クリーンフューエル各社は16日、ガソリン、軽油、灯油の価格を17日から1リットル当たり1ペソ以上引き下げると発表した。燃油価格の引き下げは先週に引き続き2週連続となる。各社はガソリンを1リットル当たり1ペソ、軽油を同1ペソ30センタボ、灯油を同1ペソ65センタボ引き下げる。中国や米国での燃油需要が低減するとの見通しが強まる一方、産油国が石油生産量を引き上げると発表しており、石油供給だぶつきが予想されるため燃油価格が引き下げられている。各社は先週にもガソリンを同1ペソ55センタボ、軽油を同1ペソ30センタボ引き下げていた。一方、エネルギー省によると、年初と比較した9月10日時点での価格は、ガソリンが5ペソ85センタボ高、軽油が3ペソ5センタボ高となっており、上昇基調は変わっていない。(16日・インクワイアラ―)