旗艦インフラ事業 完工は4事業だけ
[ 368字|2024.9.16|経済 (economy)|econoTREND ]
国家経済開発庁(NEDA)のバリサカン長官によると、マルコス政権が推進を目指すインフラ旗艦事業リスト(IFP)の186事業のうち、これまでに完工したのは4事業にとどまっている。完工しているのは、サーマル太平洋沿岸道路建設事業、パンパンガ湾低海抜地域に向けた統合災害リスク削減気候変動適合事業、カガヤンデオロ市における洪水リスク改善管理事業、スララー・チボリ・サンホセ道路建設事業の4事業。残り182事業のうち、政府機関から実施に向けた承認を得ている事業が31、政府からの承認待ちの事業が5,事業可能性調査の実施や事業施行準備段階にある事業が35、事業可能性調査実施に向けた準備段階にある事業が45となっている。同長官によると、管轄する政府機関から必要な情報がすぐに提供されないことが事業推進の障害になっているという。(14日・スター)