マニラ空港旅客使用料 今後1年間は据え置き
[ 428字|2024.9.10|経済 (economy)|econoTREND ]
マニラ国際空港公社は修正版行政命令1号(2024年版)を発令し、9月14日から同空港の運営を政府から引き継ぐサンミゲルを中心とする企業連合体、新NAIAインフラストラクチャ―(NNIC)に対し、空港旅客使用料を1年間据え置くよう命じた。現在は国際線550ペソ、国内線200ペソで、うち348.21ペソ、165.18ペソがNNICの収入になっている。来年10月にはこの旅客使用料が国際線は72%引き上げられて950ペソ、国内線は95%引き上げられて390ペソになり、NNICは25年以降、毎年115億ペソの空港使用料収入が得られる見込み。同命令では航空会社の離着陸料も引き上げられており、初年度で国際便に対し794~1794ドルを徴収することが認められており、5年ごとに更新して20年目には1268~2865ドルに引き上げられる。国内線も初年度の1万5417~3万4617ペソから20年目には2万4624~5万5290ペソに引き上げられる。(9日・スター)