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　中国家電大手で薄型テレビを中心に世界市場でプレゼンスを高めているハイセンス・グループはフィリピンの子会社を通じて年内に自社直営販売店を500店舗に増やす計画。比ハイセンスのジョセフ・サンチェス販売部長によると、同社の直営店は現在90店舗だが、500店舗を目指し早急に増強する。同社はこれまで販売代理店を通じて比市場に進出していたが、今年３月から子会社の運営を本格化させ、直営店による販売を強化している。また、これまで本社は米国、欧州、オーストラリア、中東などでの販売に注力していたが、今後は比を初めアジア地域でも販売を強化する方針。ハイセンスは2017年に東芝のテレビ事業を買収した。（８日・インクワイアラ―）