グローブと米ベンチャー 携帯で衛星直接通信試験
[ 331字|2024.6.28|経済 (economy)|econoTREND ]
アヤラ財閥の携帯通信会社グローブテレコムは、米新興衛星通信事業者のリンクグローバル(Lynk Global)との提携を延長し、フィリピンの地方4州における携帯端末と衛星との直接通信試験を行う計画を明らかにした。提携を2025年6月まで延長する。グローブは年内にサンバレス、パンガシナン、北スリガオ州シャルガオ島、レイテ各州でそれぞれリンクの衛星を利用した直接通信試験を行う。通信基地局の少ない地方州でグローブの携帯端末を使って緊急警報メッセージや通常のテキストメッセージがリンク社所有の衛星を使って送れるかを実験する。比では衛星インターネットのスターリンクのサービス提供も始まっているが、衛星直接通信サービスの提供にも熱い視線が送られている。(27日・スター)