複合ターミナル官民連携で建設
[ 364字|2024.6.10|経済 (economy)|econoTREND ]
ルソン地方バギオ市は、建設大手メガワイドコンストラクションが提案している複合交通機関ターミナル建設事業に関する公聴会を開催した。事業費は12億ペソで、農務省から同市に譲渡された10ヘクタールの用地のうち5ヘクタールに同市から首都圏や中部ルソン地域など南方に向かうバスやUVエクスプレスなどさまざまな交通機関の複合ターミナルを建設する。メガワイドは原提案者資格を得ており、スイスチャレンジ方式で対抗入札を行う予定。メガワイドの提案によると、同社がターミナル建設後にさらに40年間同ターミナルを運営し、決まった土地賃貸費用をバギオ市に支払う。また、バス会社が同ターミナルを利用する場合には、毎月1台当たり7500ペソのターミナル使用料を支払うほか、バス利用客も一人30ペソの施設利用料を支払うことが提案されている。(7日・スター)