4月新車販売台数 前年同月比21%増
[ 457字|2024.5.31|経済 (economy)|econoTREND ]
全国自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造業者組合(TMA)によると、加盟各社による4月の新車販売台数の合計が3万7314台となり、前年同月比21.8%増加した。しかし前月3月比では0.4%減となっている。グティエレス同工業会会頭は「消費者やメーカーの信頼感が需要に反映しているほか、自動車ローンの浸透で好調な売り上げを維持している」と分析した。これで1~4月期の新車販売台数が14万6920台となり、前年同期比14.8%増加と2桁の伸び率を維持。商用車の販売台数が10万8667台で前年同期比13.4%増だったのに対し、乗用車が3万8280台と同19.4%増となった。同会頭は国家経済開発庁がハイブリッド車も関税免除対象とすることを承認したため、今年の電気自動車販売も伸びると予想している。昨年の新車販売に占める電気自動車の割合は2.5%にとどまっていた。また、今年10月からガソリンへのバイオ燃料混合率が20%に引き上げられるが、現在販売されている新車は同混合率に適合しているという。(30日・スター)