DMCIH純益 25%減の56億ペソ
[ 282字|2024.5.10|経済 (economy)|econoTREND ]
コンスンヒ財閥系資源開発・建設事業部門持株会社DMCIホールディングスの第1四半期(1~3月)決算報告によると、純益が前年同期比25%減の56億ペソ、連結収入が同17%減の274億ペソだった。石炭、ニッケル、電力の販売価格下落や、建設事業完工数の減少、稼ぎ頭の炭鉱・電力子会社のセミララ・マイニング&パワーの純益が37億ペソと同27%減少したことなどが響いた。イシドロ・コンスンヒ社長兼会長は、今年の経営環境は厳しくなるとの見通しを示している。DMCIは4月、セメックス・ホールディングス・フィリピンを3億560万ドルで買収したばかり。(8日・インクワイアラ―)