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　フィリピンとアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）は２国間の自由貿易協定（ＦＴＡ）の締結に向けた交渉を６日からドバイで開始する。アラン・ゲプツィ貿易産業次官が１日に明らかにした。包括的経済連携協定（ＣＥＰＡ）と位置づけられる自由貿易協定で、年内の締結に向け第１回交渉を６日から８日にかけて行うという。同次官によると、交渉項目としては比からＵＡＥへの主力輸出品目である航空機部品がまず含まれるほか、そのほかの工業製品や農産品に加え、知財権や公正な競争に関する問題、デジタル取引や電子商取引なども話し合われる見込み。また、サービス産業に関する人の移動や政府調達についても協議される予定という。比とＵＡＥの通商閣僚は昨年12月２日に同経済連携協定締結に向けた付託条項（ＴＯＲ）で合意していた。（２日・マニラタイムズ）