インターネット速度新興ディトが初首位
[ 349字|2024.5.1|経済 (economy)|econoTREND ]
英国の独立系調査会社オープンシグナルが今年実施したフィリピンの通信企業3社のインターネット回線速度調査で、新興会社ディトが平均ダウンロード速度32Mbpsを記録して初めてスマートとグローブの先行2社を上回った。スマートが28Mbpsで2位だった。第5世代移動通信システム(5G)のダウンロード速度でもディトが平均302.9Mbpsとスマートの143.3Mbpsを大幅に上回りトップとなっている。5Gの通信到達範囲指数(最高10)が世界的な標準に達しているのはスマートだけで、指数は1.4だった。利用者による信頼度評価(最高1000)ではディトが835とスマート(771)やグローブ(748)を上回っている。オープンシグナルが比のインターネット環境を調査したのは今回が初めて。(4月30日・スター)