センチュリーパシフィック販売好調で23年純益12%増
[ 282字|2024.4.11|経済 (economy)|econoTREND ]
大手缶詰製造業者センチュリーパシフィックフードの2023年決算報告によると、純益が前年比12%増の56億ペソだった。総収入は同8%増の671億ペソ。主力のツナ缶やコンビーフ缶、ミルク製品、ペットフードなどの売上が11%増加したことが収入増につながった。一方、まぐろ加工品やココナツ製品の輸出事業の売上は前年比4%減少した。これらの商品は23年半ば過ぎまで原材料価格の高騰やサプライチェーンの問題で売上が思うように伸びなかったが、第4四半期(10~12月)には収益は回復したという。センチュリーパシフィックフードはポー一族が経営している。(9日・インクワイアラ―)