ビサヤ送電網接続3月27日に完成
[ 277字|2024.4.9|経済 (economy)|econoTREND ]
エネルギー省のゲバラ次官によると、フィリピン全国送電会社が進めていたビサヤ地域の主要送電網を統合するセブ・ネグロス・パナイ送電バックボーン接続事業(CNP)が3月27日に完了した。CNPの送電能力は380~400メガワットで、パナイ島の電力需要350~400メガワットをほぼ賄うことができ、パナイ島でも特にイロイロ市への電力供給が大幅に改善される。同市のトレニャス市長は「長期に及んだ事業がようやく完成した」と歓迎している。パナイ島では今年1月に3日間に渡る大停電が発生したほか、3月にも停電が発生しており、同事業の完工が待たれていた。(6日・スター)