対外債務25%増23年は513億ドル
[ 343字|2024.4.1|経済 (economy)|econoTREND ]
中央銀行によると、2023年末時点での対外債務総額は513億1700万ドルで、前年の409億8000万ドルから25.2%増加した。対外金融負債総額が2927億6000万ドルと前年同月比8.3%増加したのに対し、対外金融資産総額が2414億4400万ドルと同5.3%増にとどまったことが要因。対外金融負債総額の高い伸び率は、外国直接投資の伸び率(同8.2%増の1226億ドル)や外国ポートフォリオ投資の伸び率(同4%増の858億ドル)、およびそのほかの投資の伸び率(同13.4%増の841億ドル)によって生じた。一方、対外金融資産総額の伸び率は、主に総外貨準備高が23年末時点で1038億ドルと前年同期の961億ドルから8%増と拡大したことを反映している(3月28日・マニラブレティン)