女性の商標登録支援事業過去7年で6443件申請
[ 374字|2024.3.11|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン知財権事務所によると、2017年から始まった女性実業家向けの商標登録支援事業「ザ・フアナ・メイク・ア・マーク(JMAM)」を通じた商標登録申請件数は2023年末時点で6443件。首都圏以外の登録申請が92%だった。同事業では女性実業家に商標に関する情報提供や手続き支援などを実施している。地域別ではコルディリエラ自治区が697件と全体の10.8%を占めて最多。次いでビコール617件(9.6%)、ソックサルジェン538件(8.4%)の順。内容別では、地方の焼き菓子類、コーヒー、茶、砂糖など食品・飲料が全体の26%で最多。次いで郷土料理のレストラン事業(19%)、特産フルーツや野菜などの加工食品(17%)などが多かった。同事務所ではJMAMプログラムを今年も継続する方針で、900件以上の申請を見込んでいる。(10日・マニラタイムズ)