スカイケーブル買収で価格引き下げ要求か
[ 307字|2024.2.29|経済 (economy)|econoTREND ]
通信大手PLDTがABS-CBN子会社のスカイケーブルを総額67億5000万ペソで買収するとの合意が破棄された件で、PLDTが買収価格を40億ペソに引き下げることなどを要求したことが原因だと地元英字紙が報じた。買収はフィリピン公正取引委員会の承認も得て3月にも実行される予定だった。PLDTのマヌエル・パギリナン会長は26日、合意破棄について「非常にセンシティブな問題」として言及を避けていた。今回の買収破棄を受けて、比証券取引所では28日、PLDTの株価が7ペソ(0.54%)安の1287ペソに急落したのに対し、ABSーCBNは7センタボ(1.57%)高の4ペソ52センタボを付けた。(28日・マニラタイムズ)