260メガワット分の電力調達入札不成立
[ 364字|2024.2.29|経済 (economy)|econoTREND ]
配電大手マニラ電力(メラルコ)は26日、今年のサマーシーズン(3~5月)に予想される電力需要の増大に備えた総発電量260メガワット分の暫定的電力調達入札が成立しなかったと明らかにした。同社のホセ・バレス筆頭副社長が2023年の決算報告記者会見で発表した。今後、エネルギー省に状況を報告し、2回目の入札を実施できるよう要請するとしている。メラルコによると、当初、入札に興味を示していたエネルギー企業ビバントの子会社590エナジーと、サンミゲル・グローバル・パワー・ホールディングスの2社は応札しなかった。メラルコは27日にも来年2月までを対象とする総発電量400メガワットの電力調達入札も実施する予定。一方、エネルギー省のロティリヤ大臣は今年のサマーシーズンにおける電力供給態勢は十分だと説明している。(27日・マニラタイムズ)