メラルコ連結総収入4%増の4436億ペソ
[ 324字|2024.2.28|経済 (economy)|econoTREND ]
配電大手マニラ電力(メラルコ)の2023年決算報告によると、中核純益が前年比37%増の371億ペソに拡大した。電力販売量が同4%増の5万1044ギガワット時、連結総収入が同4%増の4436億ペソに拡大したことが収益を押し上げた。コロナ禍から回復したホテルやレジャー施設からの電力需要の高まりで商業施設向けの電力販売量が1万7403ギガワット時と同9%増加したほか、住宅部門向けは同4%増の1万7781ギガワット時を維持した。しかし、製造業など産業向けは同1%減の1万4113ギガワット時に若干縮小した。一方、メラルコの傘下企業でシンガポールに拠点を持つパシフィックライトは中核純益が162億ペソと前年比34%増加した。(27日・ビジネスワールド)