政府系ファンドがマニラ空港事業に興味
[ 374字|2024.2.21|経済 (economy)|econoTREND ]
2023年設立された政府系投資ファンド「マハルリカ・インベストメント・コーポレーション」のラファエル・コンシン総裁兼CEOは、2024年に最大400億ペソを九つの事業案件に投資し、そのうちの一つがマニラ空港再整備・民営化事業になる可能性があると明らかにした。同ファンドは、初期資本金1250億ペソの約3分の1に当たる300億~400億ペソを24年中にエネルギー関連や交通機関、インフラ事業やアグロフォレストリー部門に投資する。マニラ空港事業はサンミゲルが主導する企業連合体が受注したが、コンシンCEOによるとサンミゲルはマハルリカファンドの出資について何も反応を示していないという。同ファンドは今年中にエネルギーとアグロフォレストリー分野の各3事業、交通機関向けに2事業、インフラ事業向けには1事業への投資を検討しているという。(20日・スター)