製薬事業への投資拡大へPEZAが経済区創設か
[ 328字|2024.2.19|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン経済区庁(PEZA)のパンガ長官は、マルコス大統領が食品医薬品庁(FDA)幹部らとの会合で製薬事業に特化した特別経済区(エコゾーン)新設を提案したことを明らかにした。FDAは医薬品の登録手続きを簡素化させる方針で、エコゾーンに入居する製薬企業に対する医薬品の実験や登録などの手続きもすべて経済区内で取扱いできるよう出張事務所などを設置する予定。PEZAは国内製薬大手のロイドラボラトリーズやユナイテッドラボラトリーズなどと製薬エコゾーン設立に向けた協議を行っている。2023年末時点で比国内で製薬や医療機器の製造を行っている企業は26社あり、これまでの投資総額は254億8900万ペソで、1万9000人を雇用している。(17日・マニラタイムズ)