アボイティス持株会社が比コカコーラに出資へ
[ 291字|2024.2.2|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン公正取引委員会(PCC)は、アボイティス財閥の中核持株会社アボイティス・エクイティ・ベンチャーズによる比コカコーラの株式買収(発行済み株式の40%)を承認した。2月中に買収手続きを完了させるという。買収で同社と提携するコカコーラ・ユーロパシフィックは、比コカコーラ事業を米国のコカコーラから総額約1000億ペソで完全買収することで合意していた。アボイティスが400億ペソを出資する。比コカ・コーラは国内に19工場、73本の製造ラインを持つ国内有数の清涼飲料メーカー。2022年の財務報告によると、総収入は950億ペソで、純益が22億ペソ。(1月31日・インクワイアラ―)