23年国際収支37億ドルの黒字
[ 339字|2024.1.22|経済 (economy)|econoTREND ]
19日の中央銀行発表によると、2023年通年の国際収支は37億ドルの入超(黒字)となり、中銀目標だった入超幅11億ドルを上回った。2000年以来、23年ぶりとなる大幅な黒字で、前年の73億ドルの出超(赤字)から黒字転換した。23年は貿易収支が改善したほか、国際送金や外国直接投資純流入額も増えたことが大幅な黒字化に貢献した。12月単月では6億4200万ドルの入超となったが、これは政府が初となるイスラム債(10億ドル)を発行したため。一方、昨年12月末時点の総外貨準備高は1038億ドルで、前月11月の1027億ドルから11億ドル増加した。12月の総外貨準備高はモノの輸入とサービス支払い、第一次所得の7.8カ月分、国の短期償還債務の6倍に相当する。(20日・マニラタイムズ)