電子線滅菌冷蔵庫3月から開業へ
[ 279字|2024.1.8|経済 (economy)|econoTREND ]
比証券取引所に上場する不動産開発中堅のAブラウン社はこのほど、ロジスティック部門子会社のイラディエーション・ソリューションズが、リサール州タナイ町で開発中の電子線滅菌技術を導入した冷蔵保管施設を3月に開業させると明らかにした。電子線滅菌技術を導入した冷蔵保管施設は国内初で、事業費は7億ペソ。完工すれば、毎年、2万トンまでの食品や医薬機器などの衛生滅菌を行いながら冷蔵保管することが可能になる。同保管施設は昨年4月に着工され、昨年9月までの開業を目指していたが、天候に恵まれなかったことやサプライチェーンの混乱で開業が遅れていた。(5日・ビジネスワールド)