ロペス財閥とプライムLNG基地賃貸で合意
[ 372字|2023.12.29|経済 (economy)|econoTREND ]
ロペス財閥のエネルギー会社ファーストジェンと、エンリケ・ラソン氏が経営するプライム・インフラストラクチャーは、それぞれの子会社を通じて、バタンガス市にある液化天然ガス(LNG)貯蔵再ガス化基地に関する賃貸契約で合意した。ロペス財閥や東京ガスが出資するFGEN・LNGが運営するLNG基地を、プライムインフラ傘下のガス・アグレゲーター・フィリピンが15年間の賃貸契約で借り受け、マランパヤ天然ガス田事業の運営や既存の天然ガス市場における専門性を生かして、天然ガス燃料にまつわる包括的事業者として事業展開する。ファーストジェンは、バタンガス市のファーストジェン・クリーンエナジー・コンプレックスでLNG基地を運営しているほか、総発電量2千メガワットのLNG火力発電所をサンタリタやサンロレンソなど4カ所で操業している。(28日・ビジネスワールド)