刑務所敷地内での経済区建設提案
[ 360字|2023.12.28|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン経済区庁(PEZA)のパンガ長官は、パラワン州の州都プエルトプリンセサ市にあるイワヒグ刑務所内にある2万6000ヘクタールの用地に、国内5カ所目となる同庁直轄の特別経済区(エコゾーン)を建設する提案が出されており、司法省が現在、承認に向けた検討を進めていることを明らかにした。承認されれば同エコゾーンは自動車や電気自動車の製造事業向けに開発する計画。また、同長官は、刑務所に収監されている受刑者らの技能習得に向けた更生プログラムに進出企業などが貢献できる可能性もあると指摘している。同庁は現在、南イロコス州のスヨ特別経済区やカビテ州のメトロカス産業団地特別経済区、サランガニ州のカマンガ・アグロインダストリアル経済区など6経済区の開発事業計画に対する大統領からの承認を待っている。(26日・ビジネスワールド)