米EVメーカーがPEZA進出検討
[ 322字|2023.12.26|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン経済区庁(PEZA)によると、米国の電気自動車メーカー、エンバイロテック・ベヒクルズ(EVT)が自動車、バス、重機などの製造拠点を比設置する方向で同庁などと協議を開始している。カビテ、パンパンガ両州を中心に入居するエコゾーンを探している。同社にはシンガポール向けの約200台の電動バスを製造する注文が入る見込み。また、中国の電気自動車メーカー2社とインドネシアの1社も比への製造拠点設置を検討しているという。このうち中国企業は来年1月にもPEZAへの登録申請を提出する予定。PEZAでは2024年第1四半期(1~3月)に大規模な投資が2案件控えているとし、来年の投資約束額が前年比10%以上拡大すると予想している。(25日・スター)