新マニラ国際空港26年開業は可能
[ 325字|2023.9.20|経済 (economy)|econoTREND ]
複合企業大手サンミゲルのラモン・アン社長は、ブラカン州で建設中の新マニラ国際空港(ブラカン国際空港)の工事進捗率が6月末時点で68.92%に達しており、2026年の開業は可能だと強気の姿勢をみせた。土地造成工事は25年9月までに完了見込み。今年11月までに総額500億ペソの優先株の発行に着手し、そのうち158億ペソを同空港事業に投入する。サンミゲルは運輸省が年内に入札を実施予定のマニラ空港再整備事業にも興味を示しているが、同社のように首都圏近郊の新マニラ国際空港やカビテ国際空港、クラーク国際空港の事業計画に「多くの権益を持つ」企業は連合体への出資比率が20%以下に制限されており、応札には大きな障壁があるとされる。(18日・インクワイアラ―)