地熱発電量を100メガワット増強
[ 333字|2023.8.25|経済 (economy)|econoTREND ]
アルバイ、ラグナ、バタンガスの3州をまたいで操業しているティウィ・マクバン地熱発電所(事業地面積9410ヘクタール)で新たな生産井が開発され、最大発電量が現在の300メガワットから400メガワットに増強される見通し。同発電所を運営するフィリピン・ジェオサーマル・プロダクション(PGPC)がサーマプライム・ドリリングと契約して生産井12本とマルチプル注入井戸3本などを掘削していた。PGPCは全社の地熱発電量を600メガワットまで引き上げる目標を発表しており、ティウィ・マクバン地熱発電所の増強やアルバイ・南カマリネス州にあるマリナオ山地熱発電事業などの開発・操業開始で目標達成を目指す。PGPCは昨年、SMインベストメンツが買収した。(24日・インクワイアラ―)