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　今年第２四半期（４～６月）の経済成長率が4.3％にとどまり、政財界で予想外の減速として驚きが広がっている。ジョクノ財務相は14日、北イロコス州ラワグ市で開かれた比経済現状報告会で「歴代政権をみても、１年目の経済成長率は低迷するのが普通だ」と悲観的にならないよう呼び掛けた。同相によると、アロヨ政権１年目の2001年の成長率は3.0％で前年の4.0％から減速した。ノイノイ・アキノ政権の2011年の成長率は3.9％で同7.3％から大幅に減速、ドゥテルテ政権の2017年の成長率は6.9％で、同7.1％から減速した。政権の最終年に成長率が高くなる傾向があるため、新政権に変わった１年目は前年よりも低くなると説明した。（14日・マニラブレティン）