比事業拡張に112億円追加投資へ 村田製作所が電子部品増産
[ 311字|2023.8.14|経済 (economy)|econoTREND ]
貿易産業省は11日、日本の電子部品メーカー大手、村田製作所が比国内の工場を拡張する事業に112億円を追加投資すると明らかにした。バタンガス州タナワン市のファーストフィリピン・インダストリアル・パークにある同社工場で新たに積層セラミックコンデンサー(MLCC)向けの生産棟を建設する。村田製作所は今年2月にマルコス大統領が訪日した際に、貿易産業省との間で、拡張事業に関する意向書を締結しており、それを実施に移す。積層セラミックコンデンサーは電気自動車やモノのインターネット、第6世代通信技術などの新たな技術製品に必要な電子部品とされており、今後、世界市場での需要がさらに拡大すると見込まれている。(13日・マニラタイムズ)