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　アヤラ財閥の電子部品受託製造大手、インテグレイテッド・マイクロエレクトロニクス（ＩＭＩ）は４日、英国にある子会社のＳＴＩエンタープライズを英ロンドンにある投資会社、Ｒキャピタルに売却したことを明らかにした。ＳＴＩに所有する80％株式を950万ドルで売却した。しかし、ＩＭＩは６年前にＳＴＩを買収した際の費用や一時的に同社の評価額が5470万ドルを記録したことなどを算定すると、今回の売却で計8400万ドル（47億ペソ）の損失を英国事業として計上したことになる。撤退理由についてＩＭＩは、英国の欧州連合からの離脱やコロナ禍による影響に加え、電子部品のサプライチェーンが過去数年間にわたり混乱したことから生産が計画通り実施できなかったためとしている。（５日・インクワイアラ―）