メラルコ粗利益上半期47%増
[ 301字|2023.8.2|経済 (economy)|econoTREND ]
配電大手マニラ電力(メラルコ)の今年上半期(1~6月)決算によると、粗利益は前年同期比47%増の191億ペソだった。電力販売量が過去最高となる2万4792ギガワット時で、同3%増加した。特に商業向け販売量が同10%増の9162ギガワット時と、コロナ禍前の8951ギガワット時を超えた。また、発電子会社メラルコ・パワージェンの利益が同160%増の60億ペソに増えたことも貢献した。子会社のパシフィックライト・パワーがシンガポールのジュロン島で操業している総発電量800メガワットの液化天然ガス発電事業の収益が大幅に改善したことが、メラルコ・パワージェンの良好な収益に直結した。(1日・インクワイアラー)