全国の住宅価格指数が10.2%増 中銀の1~3月期報告
[ 363字|2023.7.31|経済 (economy)|econoTREND ]
比中央銀行は28日、今年1~3月期における全国の住宅価格指数(RREPI)を発表し、前年同期比で10.2%増と2ケタの伸び率だったと明らかに
比中央銀行は28日、今年1~3月期における全国の住宅価格指数(RREPI)を発表し、前年同期比で10.2%増と2ケタの伸び率だったと明らかにした。前年同期に記録していた同指数伸び率5.7%や、22年10~12月期の同7.7%に比べて伸び率が高くなっている。しかし、同指数の前期比算定では1.4%増となり、22年10~12月期に記録した2.2%増から若干縮小している。住宅種類別の価格指数でみると、1~3月期には2世帯住宅が前年同期比22.1%増と最も大きく伸びたのに対し、1戸建て住宅が17%増、集合住宅が1.8%増、コンドミニアムが1.2%増となっている。また、首都圏での住宅価格指数伸び率はコンドミニアム物件の価格下落で7.3%増にとどまった。首都圏以外の地方における指数は11.4%増加した。(29日・マニラタイムズ)