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　航空データ分析大手のシリウムがこのほど発表した６月単月のアジア太平洋地域における航空各社などによる定時運航状況報告書によると、上位リストに比航空各社が入ることができなかった。今年４月にフィリピン航空（ＰＡＬ）が定時運航率77.37％で９位に入って以来、過去２か月連続で比航空会社による上位リスト入りは実現していない。６月定時運航率トップは全日空（同84.29％）。２位がニュージーランド航空（同83.99％）、３位インディゴー（同83.78％）、４位日本航空（同79.01％）と続いた。また、ニノイアキノ国際空港における６月の離発着便数も２万2462回と５月の２万3411回から縮小。航空当局によると、比では落雷最警戒警報（レッド・ライトニング・アラート）が発出されると航空機移動や搭乗・降機手続き、地上貨物輸送などがすべて停止されるため定時運航の支障になっているという。（23日・スター）