公開買い付け価格引き上げ
[ 311字|2023.7.6|経済 (economy)|econoTREND ]
総合インフラ運営企業メトロパシフィック・インベストメンツの海外を含む主要株主が、上場廃止に向けた小口株主への公開買い付け価格を引き上げると発表した。発表していた1株当たり4.63ペソを5.20ペソに12%引き上げる。筆頭株主であるファーストパシフィックのアンソニー・サリム氏が4日に発表した。新価格は8月8日の特別株主総会開催直後から適用され、9月初旬まで実施される。買い取り総額は550億ペソの見込み。主要株主は、GTキャピタルホールディングス、メトロパシフィックのマヌエル・パギリナン会長兼CEO、日本の三井物産と政府系ファンドの海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)の合弁事業体など。(5日・インクワイアラー)