1~3月農産品貿易総額が減少
[ 296字|2023.6.16|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン統計庁によると、今年第1四半期(1~3月)の農産品貿易総額は59億ドルで、前年同期比8.6%減少した。輸入額が同3.3%減の43億6000万ドル、輸出額が同20.8%減の15億5000万ドルだった。農産品貿易収支は28億ドルの入超(赤字)で、同10.2%拡大している。輸出品目で最大は、生鮮フルーツ・ナッツ・柑橘類の皮などで、同8.8%減の4億3951万ドル、次いで動物・植物性油脂・オイルが同44.8%減の3億4355万ドルだった。一方、輸入品目で最大だったのは穀物類で輸入額全体の21%を占める9億1694万ドルだったが、前年同期比8.7%縮小した。(15日・マニラタイムズ)