がん治療センター建設入札実施へ
[ 248字|2023.5.4|経済 (economy)|econoTREND ]
国立フィリピン大が管轄するフィリピン総合病院(PGH)が、がん治療センター建設事業の公開入札手続きに入った。マルコス政権下で初めての官民連携(PPP)事業となる。30年間にわたる建設―運営―移譲(BOT)方式で事業総額は60億ペソ。病床数は計300床で、うち150床は国の補助金で無料で治療が受けられる患者向け。受注した民間企業が主要設備をはじめメンテナンス、清掃、食事提供、リネン供給、警備などのサービスを提供する。3月に行われた事前説明会では60社以上が応札を表明している。(2日・スター)