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　複合企業大手サンミゲルの発電部門子会社、ＳМＣグローバル・パワー・ホールディングス（ＳМＧＰ）はバタンガス州にある天然ガスを燃料とするイリハン火力発電所（最大発電量1200メガワット）を５月26日までに再稼働させてルソン送電網に電力供給を再開する計画だと明らかにした。ＳМＧＰは最近、国内で初の液化天然ガス受け入れ基地から液化天然ガスの供給を受けて始めており、この燃料を使ってイリハン火力発電所の再稼働にこぎ着け、サマーシーズンで電力需給がひっ迫する５月中に電力供給を再開したいとしている。イリハン火力発電所はマランパヤ天然ガス田の枯渇によりガス供給がストップした昨年６月以降操業を停止していた。（４月28日・マニラブレティン）