エルニーニョ対策で206億ペソ計上 マニラウォーターの資本支出
[ 289字|2023.4.17|経済 (economy)|econoTREND ]
首都圏東部に水道を供給するマニラウォーターは、エルニーニョ現象への対策を強化するため2023年の資本支出額として過去最高の206億ペソを計上していることを明らかにした。22年の資本支出額70億ペソから大幅に引き上げる。カラウィス水道供給システムの構築など新たな水源地を確保することや、首都圏近郊の井戸からの水資源確保も強化する。同社は首都圏東部に総延長5千キロの水道管システムを構築し、130万世帯の計700万人以上に水道を供給している。22年の決算は総収入が228億ペソと前年比11%増加し、純益も59億ペソと同59%増加するなど好調だった。(14日・インクワイアラ―)