第1四半期成長率4.4%に減速と予測
[ 282字|2023.4.12|経済 (economy)|econoTREND ]
オックスフォードエコノミクスの経済アナリストが、フィリピンの2023年第1四半期の国内総生産(GDP)伸び率が4.4%に減速すると予測している。比のGDPを支える国内消費が物価上昇や金利引き上げなどで冷え込んでいるほか、輸出額が伸び悩んでいるため。前年同期の8.2%や前期の7.1%から大幅に落ち込むとしており、比政府の23年成長率目標6~7%も下回るペース。今年1月の貿易収支は57億4000万ドルの赤字を記録したが、特に輸出額が主力の電子機器・部品の需要減退で20年5月以来となる前年同月比26.7%減と大幅な落ち込みを記録した。(11日・ビジネスワールド)