農業部門気候変動対策に2630万ドル
[ 259字|2023.3.28|経済 (economy)|econoTREND ]
開発途上国が温室効果ガスの抑制・削減と気候変動による影響に対処するための活動を支援する「緑の気候基金」(GCF)=本部・韓国=が、フィリピン農業の気候変動適用事業に対して2630万ドルを無償供与する。比政府も1290万ドルを支出して、比財務省が統括機関となる。事業の執行機関は農務省と比気象庁、そして国連の農業食料機関で、比国内で気候変動に対して最も深刻な影響を受けるとみられる地方の9州の農業分野で就業する労働者たちを対象に気候変動対策技術の導入や気候変動に関する啓蒙活動などを実施する。(25日・マニラタイムズ)