合併通告要件を緩和 比公正取引委員会
[ 325字|2023.2.27|経済 (economy)|econoTREND ]
比公正取引委員会(PCC)はこのほど、企業合併や吸収事案に関する同委員会への通告・承認取得義務について、通告要件の事案下限額を引き上げた
比公正取引委員会(PCC)はこのほど、企業合併や吸収事案に関する同委員会への通告・承認取得義務について、通告要件の事案下限額を引き上げた。これまで同委員会への通告・承認取得が義務付けられていた吸収合併事案に関する契約額25億ペソおよび親会社の資産規模61億ペソの下限額をそれぞれ同契約額29億ペソ、親会社の資産規模70億ペソに引き上げることを決めた。通告要件は国内のインフレ高進や国内総生産(GDP)伸び率を反映させるために毎年、見直しされている。PCCはこれまでに合併吸収に関する206案件を承認しており、その契約額合計は4兆9400億ペソ。最も案件が多い業界は製造業(51案件)で次いで金融・保険業(42案件)が多い。(25日・マニラタイムズ)