統合製鉄事業で中国企業と提携
[ 297字|2023.1.24|経済 (economy)|econoTREND ]
鉄鋼大手スティールアジアのベンジャミン・ヤオ会長兼最高経営責任者は、フィリピンで統合製鉄所を建設し運営する事業で粗鋼生産量世界一の中国・宝鋼集団と提携したと改めて表明した。マルコス大統領が今月3~5日に中国を訪問した際に合意書を締結したという。事業費は1080億ペソで2千人を雇用する大規模な投資案件になる。スティールアジアは現在、ブラカン、バタンガス、ダバオ、東ミサミス各州など6カ所で製鉄所を運営しているが、今年中にセブ州コンポステラ町に7か所目の製鉄所を開業する予定。この新規製鉄所がフル稼働すれば鉄鋼生産量が現行の年産200万トンから300万トンに増える。(23日・インクワイアラ―)