日本やキューバの製薬企業誘致を提言
[ 283字|2023.1.10|経済 (economy)|econoTREND ]
国内製薬大手ユニラブのオチャベ上級副社長は、フィリピンの医薬品産業の科学技術レベルを引き上げるために日本や台湾、キューバと製薬企業誘致に向けた2国間交渉を行うよう比政府に提言した。オチャベ氏によると、日本はジェネリック医薬品の普及を政府が推し進めているほか、日本国内での製造費用が高いことから、比のエコゾーンに生産拠点を移すことが日本企業や比企業にとっても有益だという。また、台湾の製薬企業は比の市場規模に魅力を感じるはずだとし、キューバも先進的な医薬品技術を持ちながら政府間の取り決めでなければ動けないとして誘致交渉を行うべきとしている。(9日・マニラタイムズ)