小麦や砂糖価格高騰で収益悪化 食品・飲料中堅のRFMコープ
[ 287字|2023.1.9|経済 (economy)|econoTREND ]
国内食品・飲料中堅RFMコーポレーションは2022年の監査前決算について、純益が10億6000万ペソと21年の13億ペソから18%減少
ドゥテルテ政権下で大統領顧問を務めたジョーイ・コンセプション氏が経営する国内食品・飲料中堅RFMコーポレーションは2022年の監査前決算について、純益が10億6000万ペソと21年の13億ペソから18%減少したことを明らかにした。ウクライナ危機を契機とした小麦や牛乳、砂糖などの原料価格高騰に加え、電力費用も増えたことが収益に影響した。しかし、同社のミルクやアイスクリームなどの販売量と売上が拡大したことから、総売り上げは190億ペソと前年比15%増加した。減益にもかかわらず、同社役員会は株主に対する総額3億5000万ペソの配当を実施することを承認した。(7日・スター)