破損通貨・紙幣を電子マネーに交換へ ダバオ市で中銀などが事業開始
[ 266字|2022.12.5|経済 (economy)|econoTREND ]
中央銀行ミンダナオ地域事務所はこのほど、破損した貨幣や紙幣を市場などで使える電子マネーに交換する電子決済推進事業「パレンQR・Ph」をダバオ市のバンケロハン公設市場で開始した。同事業は中銀と内務自治省が提携して実施している事業で、今年8月にバギオ市ですでに始まっており、ダバオ市が国内で2番目に実施する地方自治体となった。破損した貨幣に加え、印刷が色褪せたり書き込みがあったり、40%まで欠損したりした紙幣でもセキュリティコードが読み取れて大統領か中銀総裁の署名が確認できる紙幣は電子マネーと交換できる。(2日・ビジネスワールド)