プライムインフラ 上場を来年に延期
[ 330字|2022.10.13|経済 (economy)|econoTREND ]
有力実業家エンリケ・ラソン氏が率いる資源インフラ投資会社、プライム・インフラストラクチャ・キャピタルが今年計画していた新規株式公開を2023年第2四半期(4~6月)に延期すると発表した。国内外の金融市場で不透明感が強まっているためで、今年最大となる280億ペソの調達を目指した上場案件が来年以降に持ち越された。プライムインフラはマニラウォーターを子会社に持つほか、太陽光・水力・天然ガス発電施設を運営しており、最近もマランパヤ天然ガス田の運営会社をシェル子会社から買収する契約がエネルギー省より承認を得たばかり。比証券取引所では今年、ハウストークやバンク・オブ・コマースなど8社が上場したが、プライムインフラを含む3社が延期した。(12日・インクワイアラー)